自閉症の心模様

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zoom RSS  【5】 手記『世界 自閉症啓発デー』で、取り上げられた文章(含む)

<<   作成日時 : 2010/03/11 15:28   >>

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『沙羅双樹の木の向こうまで』 D


私の母は、父とは全く違う性格を持った人間でした。 

母は他人の心をあまり深く考えずに行動していく反面、周囲の人
々の反応や言動にその都度気持ちが揺れ動いてしまい、自分の
感情をあまり上手にうまくコントロールすることができずに、自分で
自分の感情に振り回されているのが常でした。   


母の生家はもともとある地方の大地主でしたが、後に会社経営に
携わり、その傍ら農業もして現在に至っています。

母の祖父は村の最高齢の村長で、昔から代々続いている家柄だっ
たのですが6人姉弟で一人きりの長女であった母は、どこかわがま
まな面もかなりあったらしい。        


家の手伝いをするのが嫌で実家を飛び出し、美容師になろうとして
働き始めところ見つかって家に連れ戻されたそうで、母も物事に対
して我慢するということが苦手だったとのこです。

私もその血をしっかりと受け継いでしまったようで、その為に今まで
送ってきた人生の中で様々な壁につかあたっては、自分で自分の
苦しみをずいぶんと作り上げてきてしまいました。

そして、それは困ったことに子供にも受け継がれてしまっているよう
でした。                   


-----------------------------------------------------

【発達障害児・者への支援について・・・今、私が思うこと 】

.
今の日本の社会を見渡した時、アメリカやカナダに比べ大きな支援
の遅れがかなりあり、ここ数年でやっと、様々な発達障害について
の情報が人々の意識や社会の中で広まり知られるようになりつつは
あるものの、まだまだ課題は多く残されている現実。         
                                                        

日本の社会の中では、長野や大阪、神奈川など比較的他県よりは‘
意識レベル‘の高い県も存在はしているものの・・・

今の日本の社会全体が「発達障害」(自閉症を始め、LD、ADHD,ア
スペルガー症候群等)というものについて、あまりにも認識が無さ過
ぎた結果が、数パーセントの割合で存在するこれらの発達障害児や
自身、気づかずに成長してきてしまった成人当事者達(又、養育者、
兄弟児)の苦しみを増してきてしまった様に思えてならない。  
                                                                                 
                                                        
 
幼少時期に、早期に畏れずにそうした我が子の障害と向き合い「障
害もひとつの個性」と言えるまでになれるような、そんな日本の社会
であったならば、どれ程の障害を持つ子の親や成人当事者たちが
救われて来れた事だろうか。                                   
                                                        

私は正直、我が子の診断を通して思った。

そうして親である私自身の診断さえも当初、他の医療機関をたらい
まわしされ、やっと今の医師と出会い、我が子と同じ「アスペルガー
症候群」との診断に辿り着いたわけで           

(以前から専門家、支援センターの方からのそれとなくの指摘はあっ
たにせよ・・・。)
他院ではごしんされ「とんでもない診断名」に傷つき、悩み、辛い気
持ちで絶望的になり、精神的にも追い込まれ「もう、私の居場所は何
処にも無い。

自分は何処にも当てはまらないのだ。」と、(人とのコミュ二ケーション
もうまく出来ず・・・。)
答の見つからない 迷路を歩き続け疲れ果て、生きて来た人生であ
ったように思う。                   
                                                       

私の文章中にも書かれてあるようにきちんとした「診断名」を与えら
れる事によって、自分自身(又、我が子)の生きてゆくべき道・・・、
方向を与えられる事につながってゆける筈!

(私はそう信じる!)訳も分らず歩き続け、疲れ果てるよりもしっかり
とした「自分の居場所」を得られることの方が、どれ程多くのものを
人生の中で受け取ってゆける事か・・・。


ただ、強いて言えばその人一人ひとりの個性や考え方、想いの方
向もあり「目的地」に辿り着く道程は様々で、入り口も違うと思う。                                
                                                       
我が子の(又は 自身の)障害を受け入れられる人もいれば「認め
たくない・・・。」人たちもいるのは確かであるけれどそれはきっと、
私の体験から感じた事を率直に書くとすれば・・・

医療、教育、障害関連の方々と障害児を抱える親、当事者たちとの
間に生じる「心の隙間」なのではないかと 思う。                                        
                                                              
 
 
−−−相談する側も、される側も「一人の人間」である。ということを
決して忘れてはならないと思う。医師も教育者も同じように生まれて
きた人間の筈。                                   
 
相談する側も 過大な期待を決して求めすぎてはならないことが大切
だと思う。
信頼関係が築けない中には決して答は引き出せないと思える。(これ
は私自身の反省を込めた現実の中から感じた確かな事です。恥ずか
しいけれど・・・。)−−−−−−−−−−−−−−
                                                       

そして、その人その人に合った受け入れ方や、やり方を掴み取るまで
には忍耐強い時を待つことも必要とされるかもしれないが・・・。 

                            


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


                           −−ー続きます。                        

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
発達障害のランキングから、訪問です。

連載なので、コメントしてよいのか、迷いましたが、書き込みさせて頂きました。
ずっと、引きこもりで鬱があります。
精神科通院歴あり。
発達障害の可能性の指摘もありましたが…
確定診断は無しです。やはり、診断は貰った方がよいのかと思案にくれています…
手記、これからも楽しみにしています。
レイモンド
2010/03/12 09:32
初めまして。
樹Itsukiのホームページにコメントを頂き、ありがとうございます。

私の友人にも発達障害を抱える子供を持つ母親がたくさんいます。
なかなか世間に認知されない障害。
ひとりでも多くの方に知ってもらい理解してほしいですね。

また、訪問させて頂きますね。
smile-one
2010/03/12 19:16
レイモンドさんん、始めまして。

ご訪問、コメントをありがとうございます。
私の身近にも引きこもりの方が、何人かいます。
それぞれに、様々な想いを抱えながら生きています。
私は、専門家ではないので・・上手くお答えして上げれませんが、私自身も未だかつて、世の中との接点を上手く見出してゆけてはいません・・・

それでも、診断を貰う前と後では自分自身の
分からなさ・・苦しさが軽減したように感じています。

通院された、お医者様に有りのままの気持ちを改めてお話されても良いのかも知れませんよね。
あまり、適切なお答えではないかもしれませんが・・・
良かったら、又、いらしてくださいね。これからも、宜しくお願いいたします。
かのこ
2010/03/13 21:18
smile-oneさん、こんばんは。
ご訪問、コメントをありがとうございます。
樹Itsuki・・・ 最近、ご無沙汰していましたのに、来てくださって嬉しく感謝しています。
エディターにも、足跡がありましたが・・、同じ方ですよね? 後ほど、改めてご訪問させていただきますね。 (^-^)/

様々な障害情報も広まり、理解も少しずつ深まりも見せ初めているのかもしれませんよね。
診断基準も、以前よりは確定されやすくなっているのかもしれませんね。
この様に、目を向けていただけることこそが
何よりもの励ましとさせていただけます〜!

本当に、ありがとうございます。。。
かのこ
2010/03/13 21:26

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本 文
Maukie
                                             
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